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ダイエット後にリバウンドを繰り返すメカニズムとは

2019年11月15日
落ち込んでいる男性

ダイエットを行って理想的な体型を手に入れることができたとしても、食事制限や運動をやめてしまうことでリバウンドしてしまう人は少なくありません。完全にやめていないとしても、食事制限をゆるいものに変えたり、運動するペースを落としたりすることで体重が戻ってしまうことがあります。驚くことに日本人の6割以上はリバウンド経験があると言われているので、痩せた後に体型が戻ってほしくないと考えるのであればリバウンドのメカニズムを知っておくことが大切だと言えるでしょう。

リバウンドが起こるメカニズムとしてホメオスタシスと呼ばれる身体の機能をあげることができますが、これは1か月に体重の5%以上が減ってしまうと身体を維持するためにエネルギーの消費量が抑えられてしまうという機能を指しています。ダイエットを行うためにはエネルギーが消費される必要がありますが、ホメオスタシスが働くと身体が痩せてしまわないようにエネルギーの消費が節約され、痩せにくい身体になってしまうのです。ダイエット中に停滞期が訪れてしまうことがありますが、これもホメオスタシスによるものであり、食事制限や運動を頑張ってもエネルギー消費量が少ないので体重が減りにくくなっています。痩せて食事制限や運動をやめてしまった後にホメオスタシスが働き続けているとエネルギー消費量が減っているので、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまい体重が戻ってしまうというわけです。

また、レプチンと呼ばれる満腹感を感じさせる物質の分泌量が減ることでもリバウンドしやすくなります。食事制限を行っていると次第に少ない食事で満足できるようになるのでレプチンの分泌量が減ってしまいますが、その状態でダイエットをやめるとレプチンの分泌量は少ないままです。食事量を戻してもレプチンの分泌量が少ないので満腹感が得られにくくなってしまい、ダイエット後に食べ過ぎてしまう人は多いと言えます。その結果、せっかく落とすことができた体重が元に戻ってしまうというわけです。

ホメオスタシスの作用やレプチンの量によってリバウンドを引き起こさないために、いくつかのことに気をつけておくことが大切だと言えます。まずは1か月に体重の5%以上が減少しないようにすることで、ホメオスタシスが最大限に働いてしまうことを防ぐことができるはずです。そして、レプチンの量は1か月ほどかけて適正化されるので、食事制限をやめてから1か月間は満腹感が得られにくくても食べ過ぎないように我慢することが大切だと言えます。リバウンドのメカニズムに気をつけておくことで、ダイエット成功後に体重が戻ってしまうことを防ぐことができるでしょう。